近年ブロックチェーンの技術により急速に注目度を集めている「デジタルアート」。
当記事では3つのジャンル別で著名なデジタルアーティストを25人ご紹介します。
- イラスト
- 写真
- 音楽
ぜひご参考ください。
1.デジタルアーティスト10選【イラスト】
イラスト分野で前線で活躍しているデジタルアーティストを日本・海外別で10人ご紹介します!
1-1.日本のデジタルアーティスト【イラスト】
- 村上隆
- せきぐちあいみ
- おにぎりまん
- イケハヤ(CryptoNinja)
- 1BLOCK(MetaSamurai)
1-1-1.村上隆
世界的な現代アーティストで有名な村上隆もデジタルアートを手がけ、代表作「お花」をモチーフにした「Murakami.Flowers」を販売しています。
合計で11,664種類あり、購入時には絵柄のわからない「種」の状態で販売されています。
【村上隆の代表作】
1-1-2.せきぐちあいみ
せきぐちあいむは現在VRアーティストとして活動しているデジタルアートアーティストです。
和のモチーフ作品が多く「Alternate dimension 幻想絢爛」は約1300万円で落札されました。
【せきぐちあいみの代表作】
1-1-3.おにぎりまん
おにぎりまんとは日本のデジタルアートのトップアーティストです。
作品は「かわいい女の子のイラスト」を一貫としてモチーフとしており日本のポップカルチャーを感じさせるタッチが特徴。
デフォルメされた女の子は一目で彼の作品とわかるデザインで世界中で人気です。
【おにぎりまんの代表作】
1-1-4.イケハヤ(CryptoNinja)
イケハヤはデジタルアート「CryptoNinja」を作成した中心人物です。
デジタルアーティスト以外にyoutuberやvoicyパーソナリティなどの顔も併せ持つソーシャルメディアインフルエンサーです。
国内で最も人気の高いデジタルアートの一つです。
またライセンスフリーで二次創作に関しても運営への許可や支払いが発生せず、ファンアートが活発に制作されています。
【イケハヤの代表作】
1-1-5.1BLOCK(MetaSamurai)
1BLOCKは日本初のデジタルファッションレーベルでデジタルアート「metaSamurai」を手がけています。
モチーフは侍と犬で現在は3,333体のキャラクターが登場しています。
デジタルアート参入が22年6月と最近なもののすでにOpenseaで7位にランクインしているのです。
COAHやルパン三世など大手コンテンツともコラボしており今後の展開が気になりますね!
【1BLOCKの代表作】
1-2.海外のデジタルアーティスト【イラスト】
- Beeple
- ウルス・フィッシャー
- MAD DOG JONES
- Grimes
- Nyan Cat
1-2-1.Beeple
Beepleはアメリカのデジタルアートアーティストで『Everydays – The First 5000 Days』が取引額で過去再考の約75億円で落札されたことで世界から注目を集めました。
世界で最も有名なデジタルアートアーティストといえばBeepleです。
【Beepleの代表作】
1-2-2.ウルス・フィッシャー
ウルス・フィッシャーとはアメリカ・ニューヨークを中心に活動してるアーティストです。
7億円もの彫刻販売で有名なアーティストですが、2021年よりデジタルアートへ参入し、日常的に使用される2つの物を組み合わせて表現したデジタルアート動画作品「CHAOS」をリリースしました。
【ウルス・フィッシャーの代表作】
1-2-3.MAD DOG JONES
MAD DOG JONESはカナダ出身のデジタルアートアーティストで日本のアニメーションからも影響を受けており精密な表現が魅力です。
大手オークションハウス「フィリップス」が初めて出品したデジタルアートとして彼の作品が選ばれました。
作品自体デジタルアートを複製する仕組みとなっており、28日ごとに新しいデジタルアートが自動生成されます。
【MAD DOG JONESの代表作】
1-2-4.Grimes
Grimesはカナダのミュージシャンかつイーロンマスクの妻です。
21年に10点のデジタルアートが48時間限定で販売されましたが、ものの数時間で約6億4000万円を売り上げたことでデジタルアートアーティストとして一躍有名になりました。
【Grimesの代表作】
1-2-5.Nyan Cat
Nyan Catは10年前ほどから話題になったインターネットミームで、現在それをNFTアートにして販売しています。
NFTアートマーケットプレイス「Foundation」の最終落札価格は6300万円と高額をマークし話題になりました。
【Nyan Catの代表作】
2.デジタルアートアーティスト5選【写真】
写真において世界から注目を受けているデジタルアートアーティストを5人紹介します。
- 鎌田光彦
- まいけるひとし
- RK
- 前澤友作
- Ghozali Everyday
2-1.鎌田光彦
鎌田光彦は札幌市の公務員兼写真家として北海道130市町村をめぐり写真を撮影し、北海道の魅力の魅力の再発見と発信に貢献し2021年・2014年に「Natures Best Photography」を二度受賞しています。
国内外から高い評価を受けており、2022年からオークション形式で写真を販売し始めました。
2-2.まいけるひとし
ヘリコプターでの俯瞰航空写真という独自の撮影が特徴的な写真家で国内外で多くの章を受賞し、著書や作品集も出版している「まいけるひとし」。
2022年からデジタルアート作品の販売を開始しマーケットプレイス「OpenSea」では各1点ずつの限定販売を行っています。
2-3.RK
グラフィックデザイナー兼写真家として活躍する「RK」。
2013年から写真家として活動しているRKは当初スマホ一台で撮影を行っていましたが、一眼レフでの本格的な活動を初め現在にいたります。
2021年にNFTマーケットプレイスで作品の販売を開始し、同年12月には世界の週間取引量で1位をマークしました。
村上隆など多くの著名人とのコラボ作品も手がけています。
2-4.前澤友作
日本の実業家「前澤友作」は2021年12月に宇宙で撮影した写真をNFT化した「Rendezvous」を発表しました。
宇宙船「ソユーズ」と国際宇宙ステーション「ISS」のドッキングの瞬間を捉え地球外から発行された初のデジタルアートとなりました。
2-5.Ghozali Everyday
「Ghozali Ghozalo」はインドネシア在住の大学生で2017年から毎日自撮りを行い21年にNFTマーケットプレイスで販売を開始しました。
一見ジョークのようにも思えますが2日間で合計1億円異常の高値で取引され世界中から注目を集めました。
デジタルアートは特別な人たちのものではないことを広め一般人が参加できることを証明する出来事となりました。
3.デジタルアートアーティスト10選【音楽
小室哲哉を含む音楽において活躍している日本・海外のデジタルアーティストを10人ご紹介します!
3-1.日本のデジタルアーティスト5選【音楽】
- 小室哲哉
- AmPm(アムパム)
- BABYMETAL
- Perfume
- ももいろクローバーZ
3-1-1.小室哲哉
安室奈美恵やglobeなどの代表曲を手がけた音楽プロデューサー「小室哲哉」。
2021年に開催された日本最大級のデジタルクリエイティブフェス「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2021 supported by CHINTAI」で開催される音楽制作パフォーマンスをNFTマーケットプレイスで販売しました。
3-1-2.AmPm(アムパム)
AmPm(アムパム)は2021年に未公開曲「Intro」の限定視聴権NFTをオークション形式で販売しました。
権利の発行部数は1枚限定で権利の所有ユーザーは特設サイトから視聴できるというものでした。
このような視聴権NFTは国内のアーティストで初めての事例でした。
3-1-3.BABYMETAL
結成10周年を記念し1000枚数量限定でNFTトレーディングカードを販売しました。
販売時間は72時間限定だったもののものの数時間で完売。
トレーディングカードに加えてベストアルバム「10 BABYMETAL YEARS」のゴールドヴァイナル仕様のアナログ盤が付属する仕様でした。
3-1-4.Perfume
結成20周年を記念してデジタルアートを7作品公開しました。
第一弾では約325万円で落札され、第二弾では合計で約560万円で落札されました。
Perfume3人を象徴するポーズの3Dデータを使った作品は大きな話題になりました。
3-1-5.ももいろクローバーZ
限定2288パック限定でライブ映像を使ったトランプ型のデジタルカード「ももクロメモリアルNFTトレーディングカード」を全世界同時発売しました。
NFTアートマーケットプレイス「PASS MARKET」と「OpenSea」で購入でき、「PASS MARKET」は1時間以内に完売という人気を博しました。
3-2.海外のデジタルアートアーティスト【音楽】
- イーロン・マスク
- 3LAU
- Zedd
- Grimes
- The Weeknd
3-2-1.イーロン・マスク
テスラCEOのイーロン・マスクは過去に出品を取りやめたもののNFTマーケットプレイス「Valuables」でNFTをテーマにした楽曲を販売しました。
時価で100万ドル超えの入札があったものの「やっぱりこれを売るのは違う気がするので、やめておく」とツイートを残し大きな話題を呼びました。
3-2-2.3LAU
DJ兼音楽プロデューサー3LAUは過去に作成した複数のアルバムをNFTとして販売し時価総額1160万ドル売り上げました。
所有者は未公開楽曲のアクセス権や音楽の方向性を選択することでコラボできる権利などの特典をゲットできます。
3-2-3. Zedd
DJ「Zedd」はNFTマーケットプレイスで独自の音楽とアートによる6つの作品を販売しました。
作品は999ドルで販売され即完売となったことで注目を集めました。
3-2-4.Grimes
イーロン・マスクの妻であると共にアーティストであるGrimesは10の作品シリーズを48時間限定で販売し数時間で約6億5000万円と巨額な額を売り上げました。
売り上げの一部は炭素排出量削減に取り組んでいる「rbon180」に寄付しています。
3-2-5.The Weeknd
グラミー賞受賞アーティスト「The Weekend」は期間限定のオークションで最新曲とアート作品の独占販売を行いました。
アート作品は「Strange Loop Studio」とのコラボレーションとなっていました。
4.まとめ
近年ブロックチェーンの技術により急速に注目度を集めている「デジタルアーティスト」。
当記事では3つのジャンル別で著名なデジタルアーティストを25人ご紹介しました!
最後にジャンルと日本・海外別でご紹介したアーティストをまとめます。
【イラスト】
- 村上隆
- せきぐちあいみ
- おにぎりまん
- イケハヤ(CryptoNinja)
- 1BLOCK(MetaSamurai)
- Beeple
- ウルス・フィッシャー
- MAD DOG JONES
- Grimes
- Nyan Cat
【写真】
- 鎌田光彦
- まいけるひとし
- RK
- 前澤友作
- Ghozali Everyday
【音楽】
- 小室哲哉
- AmPm(アムパム)
- BABYMETAL
- Perfume
- イーロン・マスク
- 3LAU
- Zedd
- Grimes
- The Weeknd
ぜひご参考ください。