絵画の価値はどうやって決まるの?超簡単に解説! | Artis

絵画の価値はどうやって決まるの?超簡単に解説!

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数万円の絵画がある一方で中には数億・十数億の絵画があります。

中には子どもの落書きのようなものもあり当記事を御覧になられている方も「なんでこの絵画に価値があるのか」わからないこともあるでしょう。

そこで絵画の価値について簡単に解説します!

絵画の価値の見分け方も3つほど紹介していますので、ぜひご参考ください。

1.絵画の価値の決まり方

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さっそく本題「絵画の価値の決まり方」について解説します。

絵画の価値のつき方で切っても切り話せないのが2つの市場です。

  • プライマリーマーケット(一次市場)
  • セカンダリーマーケット(二次市場)

2つの市場の違いとどう価値の決定に関わっていくのか次項で解説します。

1-1.プライマリーマーケット(一次市場)

プライマリーマーケットを簡単に説明すると現在活動してるアーティストが新作を最初に販売する市場です。

画家とギャラリストが絵画の大きさ(号数)に号単価を掛けて値段を話し合います。

絵の上手さやセンスではなく絵画の大きさ(号)によって作品の値段を決めるのがポイントです。

テレビや映画といったメディアに取り上げられるような有名作品は美術館が所有していることが多いためプライマリーマーケットでは販売されません。

まだ価値が安定していない未発掘アーティストや未発表作品が気になる方は画廊などプライマリーマーケットに足を運ぶと良いでしょう。

1-2.セカンダリーマーケット(二次市場)

セカンダリーマーケット(二次市場)とは一次市場で画家から他の人の手に渡った絵画をオークションなど再度売りに出される市場のことです。

有名どころだと例えばアメリカで創設した「サザビーズ」やイギリスで創設した「クリスティーズ」がセカンダリーマーケットにあたります。

一般的に絵画を持っている方が画廊に買い取ってもらったり画廊に任せたりして市場に転売されます。

仮にセカンダリーマーケットで高額な落札がつくと一次市場も比例して作品の価格が上げやすい仕組みになっています。

2.絵画の価値の見分け方の3つの基準

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もし絵画を所有している方がいましたらその価値って気になりますよね?

この章ではご自身でできる絵画の価値の見分け方の3つの基準をご紹介します。

  • 基準①作家者か
  • 基準②年代
  • 基準③入手ルート

次項で各基準をご紹介します!

絵画の価値基準①作家者か

絵画の価値の判断基準で最も大切なのが作家者かどうかです。

有名作家の絵画ははやり高額で取引されます。

作家者の判断基準として分かりやすいのがサインですが絵画のものはかなり読みづらい字体のものが多いので、ご自身で調べてもわからない場合専門家に相談しましょう。

絵画の価値基準②年代

一般的に絵画は古ければ古いほど希少性があり価値がついていることがあります。

仮に2000年代と1800年代に流通していた絵画だと保存数は1800年代のほうが少ないです。

つまり希少性が高く絵画としての価値が高いことになります。

絵画の価値は年代以外に作家者であれば作品の枚数も大事なポイントです。

一概に古ければ古いほど価値があると言えないものの絵画の価値を見分ける判断基準の一つにしても問題ないでしょう。

ただ古い絵画は年代ものなので保存状態が悪いことがあります。

保存状態は良いことに越したことはないですね。

絵画の価値基準③入手ルート

有名作家の価値の高い作品は「しっかりとしたルートで入手している」ことが多いです。

例えば著名なコレクターから譲り受けたものや偉人から譲り受けているものなどちゃんとした入手ルートがわかった場合、その過程自体に価値が生れているかもしれません。

たまたま家で絵画を見つけたという場合は入手ルートも調べてみると予想外の価値がついているかもしれませんよ!

3.絵画の価値がわからないのは普通!査定に出すのが一番

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中には絵画が好きな方でも価値の良し悪しがわからない絵画もあります。

なぜなら、極端な例をいうと素人が描いた絵画でも1000万円を支払う人がいれば、その絵画の価値は高いことになるからです。

中には「どの絵画を見ても同じ絵画の価値なんてわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は安心してください。わからないものはわからなくて当たり前なのです。

過去に有名な美術館でいたずらで自身の眼鏡を展示物のように置かれたことがありましたが、それを公式展示物だと思って神妙な顔で眺める人が続出した例もあります。

全く価値がわからない場合は絵画に詳しいプロに査定を出すのが最も正確に価値を知る方法でしょう。

4.絵画の価値は死後30年を目安に決まる

以上、ご自身でもできる絵画の価値の見分け方をご紹介しました。

では次にどのような絵画作品に投資をすればいいのか解説します。

結論からいうと私としては作家の死後30年経って評価されている絵画を購入するのが最も安牌だと考えています。

存命している作家の絵画は世の中のトレンドや世間の評価や人気と連動しています。

中には一過性の人気の場合もあり価格の浮き沈みも激しい傾向にあります。

安定した投資を考えるのなら評価の定まった死後30年の作家の絵画を候補に入れましょう。

5.まとめ

絵画の価値について解説しました。

もしご自身で絵画の価値を判断した場合、以下の基準をチェックしてみてください。

  • 基準①作家者か
  • 基準②年代
  • 基準③入手ルート

ただ、絵画の価値をシンプルにいうと需要と供給のバランスで、素人の絵でも1000万円で買いたい人がいればその価値があることになります。

どうしてもわからない場合は絵画のプロに査定をお願いすると良いでしょう。

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