絵画オークションってどんなところ?日本の有名なところ7選 | Artis

絵画オークションってどんなところ?日本の有名なところ7選

絵画 オークション
サザビーズ https://www.sothebys.com/jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC

絵画を扱っているオークションハウスって馴染みないですよね。

どこかセレブの世界で私たち一般人に関係ないと思っている方も少なくないでしょう。

当記事ではそんな謎めいた絵画のオークションハウスについて世界で最も有名なオークションハウス2つと国内で有名なオークションハウスを7つ紹介します。

ぜひご参考ください。

1.絵画オークションってどんなところ?

アート 価格

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https://www.artpedia.asia/work-when-will-you-marry/#:~:text=%E3%80%8A%E3%81%84%E3%81%A4%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%80%8B%E3%81%AF,3%E5%84%84%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%A7%E5%A3%B2%E5%8D%B4%E3%80%82

絵画オークションとは最も高値で購入してくれる買い手に作品を販売する取引手法「競り売り」のことです。

絵画ごとにLOT(ロット)番号が割り振られ、その後競売人(オークショニアー)がLOT順に競りを進行していきます。

競売人が示す価格に納得がいけば自身のパドル(番号札)を上げて入札します。

他に購入を希望する人がいなければ落札になります。

もし他に購入希望者がついた場合は絵画の価格が上がっていき購入するか諦めるか自分の納得のいく価格で入手できる公正でわかりやすい売買システムです。

2.世界2大絵画オークションハウスについて

アート 価格

Artpedia
https://www.artpedia.asia/water-snakes-ii/

絵画のオークションについて仕組みを解説しましたが、実際にどのようなオークションハウスがあるのでしょうか?

この章では世界で最も有名な2つのオークションハウスについて解説します。

  • サザビーズ
  • クリスティーズ

2-1.サザビーズ

サザビーズは1744年に設立された世界で最も古いオークションハウスです。

資産家「サミュエル・ベイカー」がジョン・スタンリー卿の図書館に所蔵されていた本を売却する目的で設立されました。

貴重な本を持つということは当時のステータスであり、高額で取引されました。

これがオークションの起源と言われています。

1983年にアメリカの資産家に買収され98年には公開会社となり現在は通年20億円を売り上げるオークションハウスになりました。

近年では2018年に覆面現代アーティスト「バンクシー」の代表作「Girl With Balloon」の落札が決まったのと同時に切り刻まれるという衝撃の事件が起きたオークションハウスでも有名です。

バンクシーのサザビーズオークション事件や「Girl With Balloon」についてはこちらをご参考ください。

https://media.artis.inc/guide/what-is-art/505/

2-2.クリスティーズ

クリスティーズは1766年にイギリス・ロンドンで設立されたオークションハウスです。

サザビーズの長年のライバルオークションハウスです。

近年では46カ国に事務所を構え、世界中で年間350回以上のオークションを開催している最大のオークションハウスです。

絵画以外に宝石や時計、家具、楽器など幅広いジャンルを扱っているのも特徴です。

3.絵画オークションで有名なところ7選【日本】

アート 価格

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https://artis.inc/product/51KGY1JZ8588MA94G0VHT81PE7

以上、世界の2大オークションハウスをご紹介しました。

次に日本で有名なオークションハウスを7つほど紹介します。

  • SBIアートオークション
  • Shinwa Auction|シンワオークション
  • 毎日オークション
  • iART acution
  • A.C.N. AUCTION
  • エスト・ウェストオークションズ
  • 日美アートオークション

次項で各オークションハウスの概要を解説します。

3-1.SBIアートオークション

SBIアートオークションは現代アートを中心に絵画や写真、工芸などの競りを行うオークションハウスです。

日本や海外の若手作家から有名作家まで取り扱っているのが特徴です。

3-2.Shinwa Auction|シンワオークション

コンセプトに「作品の公開」と「価格の公開」を掲げ透明性の高い取引を行うShinwa Auction|シンワオークション。

西洋美術や近代美術、戦後美術などをメインに取り扱っており、漫画やワインなどの実物資産のオークションも行っています。

3-3.毎日オークション

年に30回以上のオークションを開催する国内有数のオークションハウス「毎日オークション」。

海外の大手オークションと同じ業態で運営されており本格的なオークションを行っています。

取扱いは美術品である絵画や版画や彫刻、骨董品の他、ジュエリーやウォッチなど様々なジャンルにわたっているのが特徴です。

3-4.iART acution

2008年から美術品の公開オークションを定期的に行う「iART acution」。

様々なジャンルを取り扱っているのが特徴です。

  • 東洋美術
  • 西洋美術
  • 現代美術
  • 中国美術

18年にはピカソ作「泣く女」が国内最高の10億円で落札され話題になりました。

3-5.A.C.N. AUCTION

日本画や掛け軸、油彩、水彩、版画など絵画中心に取り扱うオークションハウス「A.C.N. AUCTION」。

毎月1回特設のオークション会場でライブ競売方式の一般公開オークションを開催します。

3-6.エスト・ウェストオークションズ

国内で最も歴史のあるオークションハウス「エスト・ウェストオークションズ」。

1984年創業でアール・ヌーボーやアール・デコでの評価が顕著です。2008年に日本美術と古美術を取り扱う買いsっやと合併し同じ年に香港でオークションを行いました。

国内のみならず海外でも人気のあるオークションハウスです。

3-7.日美アートオークション

近代絵画や近代とうげいを得意とする中国朶雲軒オークションの日本代理店「日美アートオークション」。

中国の大手オークションハウスとの提携により日本絵画だけでなく中国絵画や掛け軸などの海外出品ができるため、中国絵画を狙っている方におすすめです。

4.まとめ

以上、絵画オークションについて解説しました。

世界二大オークションハウスは最古のサザビーズと最大のクリスティーズです。

また、日本の絵画オークションで有名なところも7つ紹介いたしましたので、ぜひご参考ください。

  • SBIアートオークション
  • Shinwa Auction|シンワオークション
  • 毎日オークション
  • iART acution
  • A.C.N. AUCTION
  • エスト・ウェストオークションズ
  • 日美アートオークション
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