デジタルアートを販売してみたい方はいませんか?
自身の作品に値段がついたり買ってもらえたりするとかなり楽しそうじゃありませんか?
そこで当記事ではデジタルアートの販売方法を簡単に6ステップで解説します。
- デジタルアートを作る
- 仮想通貨取引所にアカウントを開設
- ウォレットの作成
- 仮想通貨の購入&ウォレットに入金
- マーケットプレイスにアカウントを作成
- 販売の開始
その他に売れない時に確認するポイントや売れるようにする方法も網羅的に紹介していますので、販売を考えている方はぜひご参考ください。
1.デジタルアートとは
デジタルアートとはパソコンやタブレットなどのデバイスを使って作られたアート作品のことを意味します。
デジタルアートには絵やイラストだけでなく動画やゲーム、音楽などのジャンルが含まれます。
絵画や彫刻などといった従来のアートに対して新しい技術を使い平面や立体、パフォーマンス、新しいメディアで表現したアートをメディアアートと言い、その中でもパソコンやビデオなどの技術を利用し制作されたアートをデジタルアートと言います。
NFTアートもデジタルアートに含まれます。
2.デジタルアートを販売するならNFTアートにしよう
従来のデジタルアートは容易にコピーできるため、どれがオリジナルなのか見分ける手段がありませんでした。
そのため絵画のように高い価値をつけることが困難と言われていたのです。
一方でNFTアートはブロックチェーンによりデジタルアートに固有の価値をつけられるようになりました。
中には同じデジタルアートであるNFTアートでも数億円で取引されるものもあります。
もしデジタルアートを制作して販売したいとお考えならNFTアートとして販売することをおすすめします。
3.デジタルアートを販売する6つのステップ
- デジタルアートを作る
- 仮想通貨取引所にアカウントを開設
- ウォレットの作成
- 仮想通貨の購入&ウォレットに入金
- マーケットプレイスにアカウントを作成
- 販売の開始
3-1.デジタルアートを作る
まず販売するデジタルアートを作りましょう。
デジタルアートの作り方の種類を簡単に紹介します。
- スマホアプリ
- Photoshopやイラストレーター
- 人に頼む
クリプトパンクスのようなドット絵ならスマホアプリで作れますよ!
作り方の詳細はこちらの記事で解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
https://media.artis.inc/guide/art-invest/1725/
3-2.仮想通貨取引所にアカウントを開設
まず最初に仮想通貨取引所でアカウントを開設しましょう。
有名な仮想通貨取引所はこちらです。
- コインチェック
- ビットフライヤー
- DMMビットコイン
- GMOコイン
- ビットポイント
上記の仮想通貨取引所は無料でアカウントを開設できます。
NFT販売ではイーサリアムが必要となっていますので、イーサリアムが販売されていないところではアカウントを開設しないようにしましょう。
3-3.ウォレットの作成
NFTを購入する時、通貨を保管する「ウォレット」が必要です。
セキュリティを強化するために使用され2段階認証で管理します。
ウォレットで主に使われているのは「メタマスク」というものでGoogleChromeのストアから拡張昨日を追加できます。
3-4.仮想通貨の購入&ウォレットに入金
ウォレットのアカウントを作成したら次に仮想通貨取引所に日本円を入金します。
入金した日本円でイーサリアムを購入できます。
入金方法は以下の3種類でクレジットカードやペイペイはセキュリティ上利用できませんので注意しましょう。
- 銀行口座入金
- コンビニ入金
- クイック入金
3-5.マーケットプレイスにアカウントを作成
NFTアートを販売するにはマーケットプレイスにアカウントを登録しましょう。
マーケットプレイスの種類は多く、最も使われているのは「OpenSea」・「Rarible」です。
海外のマーケットプレイスだと「使い方がわからない」という方はLINEや楽天など国内のサービスを検討してみましょう。
3-6.販売開始
マーケットプレイスでデジタルアートを販売するためにはNFT化(ミント)する必要があります。
ミントとはブロックチェーン上で契約内容を実行する仕組み「スマートコントラクト」と呼ばれるものを使います。
ミントを完了したら実際に作品を販売します。
販売する時に固定価格なのかオークションで販売するのかはご自身で設定できます。
初回出品の場合手数料がかかるものの一度支払いを完了すると今後必要はありません。
4.デジタルアートが売れない時に確認する5つのポイント
- ポイント①:認知度が足りない
- ポイント②:トレンドじゃない
- ポイント③:SNS宣伝を使ってない
- ポイント④:価格が需要に見合っていない
- ポイント⑤:転売できそうにない
次項で各詳細を解説します。
ポイント①:認知度が足りない
一つ目の売れないポイントは認知度不足です。
例えばどんなに美味しいパン屋さんを開いたとしても誰も知らなければお客さんは来ません。
つまり売れないわけです。
デジタルアートを制作しただけで満足していませんか?
売るためにはブログやSNSを通じて自身のデジタルアートを宣伝する必要があります。
ポイント②:トレンドじゃない
デジタルアートにはトレンドがあります。
自分の作りたいものだけ作っても売れないのが悲しいですが現実でしょう。
今売れているデジタルアートのトレンドはこちらです。
- ドット絵
- KAWAI
- SNSのアイコンにしやすい
売れているデジタルアートの傾向をチェックし、自身の作品に落とし込めるか確認してみるといいかもしれませんね。
ポイント③:SNS宣伝を使ってない
デジタルアートを売るためにはブログやTwitter、YouTubeといったSNS宣伝をする必要があります。
最初のポイントで解説した通り、誰も知らない作品は売れません。
まずSNSを使って自身の作品をなるべく多くの方々に認知させる活動を行いましょう。
母数が大きいほど相対的にファンになってくれる見込みも増えます。
ポイント④:価格が需要に見合っていない
力作だから高額なのが当たり前とお考えの方はいませんか?
まだ人気のないデジタルアートが単に高額だと購入者も買う気になれません。
最初は500円から5000円くらいの間で販売しましょう。
価格を上げるタイミングとしては転売などが盛んに行われ人気が出てきたタイミングがいいかもしれませんね。
ポイント⑤:転売できそうにない
デジタルアートの購入者の大半は転売で利益を得ることが目的です。
そのため現在のトレンドに合っていないや一次価格が高すぎるなど利益にならなそうなデジタルアートには手を出しません。
5.デジタルアートを売れるようにする5つの方
- 方法①ETH出品
- 方法②自身で人気をプロモーションする
- 方法③トレンドに作品を合わせる
- 方法④プロモーションする
- 方法⑤コンセプトを作る
方法①ETH出品
まず初めはETHで出品することです。
Ploygonと比較して手数料であるガス代が高いデメリットがありますが市場規模がダントツで大きいです。
ガス代は初回出品時のみでそれ以降、無料なのでご安心ください。
転売のしやすさも考慮しETHで出品するのが得策です。
方法②自身で人気をプロモーションする
人気のないデジタルアートが売れないのなら自身で人気を演出すれば良いのです。
セルフプロモーションで日本人の方は抵抗感がある人が多いかもしれませんがビジネスでは当たり前のことです。
人が欲しがっているもの、つまり需要が高い作品を作るためには売れた時や転売された時にSNSで発信する必要があります。
方法③トレンドに作品を合わせる
自身のデジタルアートをトレンドに合わせるのも売れるようにするコツです。
再度トレンドをおさらいしましょう。
- ドット絵
- KAWAI
- SNSのアイコンにしやすい絵
もし自己表現の延長戦用である芸術活動だけでなく、利益をお求めの方はぜひトレンドを見直してみてください。
方法④プロモーションする
どのようなデジタルアートが売れているかなど調査を行い、価格の設定から購入者のペルソナ、コンセプトなどマーケティングを行いましょう。
一般的に芸術作品の評価の決定は作者の死後40年後と言われ、現在売れているアートのほとんどは作者やスポンサーのマーケティング力にあります。
戦略的にデジタルアートを制作すると売れる可能性がグンと上がるでしょう。
方法⑤コンセプトを作る
1作品だけでなく2作品目、3作品目を購入したいと思えるコレクション欲を逆手に取りましょう。
そのため同じモチーフなら同じモチーフを貫き通す、つまりコンセプトを統一させるのがおすすめです。
コンセプトの統一と同じく世界観もつくりあげると売れやすくなります。
6.まとめ
今回はデジタルアートの販売方法を簡単に解説しました。
最後に販売方法の要点をまとめます。
- デジタルアートを作る
- 仮想通貨取引所にアカウントを開設
- ウォレットの作成
- 仮想通貨の購入&ウォレットに入金
- マーケットプレイスにアカウントを作成
- 販売の開始
また、売れない時に確認するポイントや売れるようにする方法も紹介していますので、ぜひご参考ください。