SBIアートオークションは、日本のオークションハウスの中でもワールドワイドな作品が取引されており大変人気があります。
SBIアートオークションに参加してみたいけれど、評判が気になるという方も多いのではないでしょうか。
多くの方が参加していることもあり、SBIアートオークションに関する評判は多岐に渡ります。
今回は、「悪い口コミ」「良い口コミ」両方の角度からSBIアートオークションの評判を紐解いてみました。
SBIアートオークションとは
SBIアートオークションは、金融サービス事業を手がけるSBIグループのオークションハウスです。
メイン事業として公開オークションを行なっており、20世紀以降のコンテンポラリーアートのほか写真やデザインなど多彩なアートを取り扱っています。
顧客の3割は外国籍を有し、国籍の数は実に50ヶ国を超える国際色豊かなオークションです。
出品作品のジャンルも多岐にわたり、数万円で落札できるものから数千万円にのぼる高額なものまで多くの作品が取引されています。
設立は2011年と比較的若いアートオークションですが、20〜40代からの支持も高く現在の日本におけるアート界を牽引しているといっても過言ではありません。
SBIアートオークションの悪い口コミ
SBIアートオークションを利用したいと検討中の方にとって、口コミは気になる情報のひとつではないでしょうか。
まずは、SBIアートオークションの悪い口コミを3つ紹介します。
悪い口コミ①.手数料が15%+消費税がかかる
落札した際に15%の手数料がかかるだけでなく、手数料にかかる消費税も支払わなければならない点はSBIアートオークションのデメリットといえます。
落札額が上がれば上がるほど、手数料と消費税も高くなるため、落札額だけに気を取られていると、トータル金額が想定以上になる可能性があるため注意が必要です。
悪い口コミ②.買い物というより資金力でねじ伏せる場と感じた人も
SBIオークションは、現代アートに特化したオークションとして、多くの人の注目を集めており、会場によっては海外のオークションを彷彿とさせます。
会場の雰囲気もさることながら、落札額が想定を超えて非常に高額になるケースも少なくありません。
そのため、アートを購入する機会というよりも、資金力でねじ伏せる場と感じて気後れする方もいるようです。
悪い口コミ③.目垢がつく
SBIオークションは、公開オークションであり、落札者に関わらず出品された作品は多くの方が目にします。
その結果、見慣れた作品となり価値が下がる可能性も否めません。
また、オークションの状況はデータとして残されるため、今後の作品評価における基準となりやすい点もデメリットといえます。
とはいえ、落札した作品の真価が裏付けとなる意味ではメリットでもあり、一概にデメリットとは言い切れません。
特に、高額で取引された作品においては、多くの方が作品の価値を知るところとなるため、ひとつの証拠になります。
ただし、少額で取引された作品の場合、目垢がついたとしてもさほど影響しません。
SBIアートオークションの良い口コミ
SBIオークションは、悪い口コミだけではなく良い口コミも多数あります。その中から4つの口コミを見ていきましょう。
良い口コミ①.作品を見るだけでも大歓迎
アートオークションと聞くと、敷居が高く一般の見学者は入れないというイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし、SBIアートオークションをはじめとする日本のオークションの多くは、作品を見るだけでも参加できます。
美術館で作品を楽しむように参加可能なうえに、作品の値段が明記されているので、新鮮なアートの見方を体験できます。
加えて、SBIアートオークションに参加するだけであれば、入場料は必要ありません。
ドレスコードも特に決められていないため、気軽にアートを楽しみたいという方にもおすすめです。
良い口コミ②.10万円あれば何かしら落札して帰れる
アートオークションでは、高く評価された作品が並び、高額で取引されるケースが多くあります。
そのため、アートを購入するためには潤沢な資金を持っていなければ難しいだろうと思われがちです。
しかし、SBIアートオークションに出品されている作品の中には、最低落札価格が数万円に設定されているものも少なくありません。
特に、新しいアーティストの作品は手頃な値段で落札しやすい傾向にあります。
作品を選べば、10万円程度の予算で何かしらのアートを落札することが可能です。
良い口コミ③.想像と違ってスマートに落札が進む
SBIアートオークションに参加してみると、意外と穏やかな空気が流れていることに気がつきます。
大声で「◯◯円!」と叫ぶ形式ではなく、落札を希望する人が自分の番号札を上げながら淡々と入札が進みます。
中には、数分で落札される作品もあるため、スムーズに進行する点も特徴です。
良い口コミ④.下見会に参加したほうが良い
SBIアートオークションでは、オークション当日の前に「下見会」が開かれます。
下見会では、実際に出品される作品を目の当たりにすることが可能です。
普段はなかなか接する機会が少ないトップアーティストの作品を一度に鑑賞できる絶好のチャンスといえるでしょう。
美術館でも多岐にわたるアーティストの作品を一堂に集めた展示はほとんどありません。
気に入った作品があれば参加を申し込む流れですが、作品を見るだけでも大変な価値があります。
まとめ
今回は、SBIアートオークションに関する口コミを紹介しました。
手数料や資金力に関する悪い口コミもありましたが、良い口コミを見ると誰でも参加できるオープンな印象を得られます。
アートに興味があるけれど敷居が高いと感じていた方でも、SBIアートオークションの雰囲気がわかれば美術館を巡るように楽しめるでしょう。
また、美術館では見られないようなアーティストの作品を鑑賞する機会にもなります。
中には掘り出し物の作品もあるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。